GALAXY Cameraのカメラ/アプリ機能レビュー
#ズーム例を追記
【他のレビュー記事】
→GALAXY Camera到着、外観レビュー
→GALAXY Cameraの画質レビュー(簡易)
GALAXY Cameraのカメラ機能について。
以下、画面を交えてレビューしていく。
カメラアプリ上では電源+ズームアウトでのスクリーンショットが撮れなかったので手のひらスライドで撮影。
カメラの映っている部分が全画面でないのは撮影サイズを4:3の16Mにしているからで、デフォルトの12Mワイドだと全画面となる。
デフォルトは画面ロックなしで、電源ボタンを押すと前回表示していた画面が表示される。
ホーム画面ならホーム画面、カメラ画面ならカメラが起動する。
カメラ以外の画面でシャッターボタンを押してもカメラが起動する。
カメラの撮影モードはデフォルトで前回の状態を保存するが、ズームは画面オン時にリセットされる。
何らかのメニュー表示時に何もないところをタッチすると元の状態に戻る。
左上のホームキーでホーム画面へ移動する。
この画面でシャッターボタンか右上のカメラキーを押すとシャッターが切られる。
右下のビデオアイコンで動画撮影。
画面タッチでその位置にフォーカス。
上の数字は多分撮影可能枚数。
ズームは物理ズームレバーによる操作のみ。21倍まで3秒程度でスムーズ。
(動画撮影時のズームは遅い)
ズームの例。リッチトーンモードによる撮影。
21倍ズームで真ん中辺りの橋にここまで寄れる。23mm広角からの21倍ズームはかなり良い。
モードキーを押すと下の画面になり自動、スマート、エキスパートの選択となる。
自動はいわゆるオート撮影機能。
左上の>キーのカメラ設定はこの最低限。スマートやエキスパートだとここが異なる。
共有や一般については後で説明。
スマート(スマートプロモード)は下記のようにシーンや撮影方法を選択出来る。
日本語設定にするとこの辺りの説明も日本語で表示される。既に日本展開が意識されているようだ。
左下のキーを押すと一覧表示となる。
スマートプロモードにマクロはあるが、エキスパートモードでもマクロ撮影は可能。
モードは以下。
ビューティーフェイス、ベストフォト、連続撮影、ベストフェイス、風景、マクロ、アクションフリーズ、リッチトーン、パノラマ、滝、シルエット、夕焼け、夜景、花火、ライトトレース。
幾つか抜粋。
・風景
青や緑を強調した写真が撮れる。
・マクロ
近距離を4~5cmくらいから撮影可能。ズームは不可。
・リッチトーン
ISO感度の異なる数枚を一気に撮って(コンマ秒でカシャカシャカシャカシャッと撮る)合成し、明るくコントラスト高めの写真を撮れる。お気に入り。
・パノラマ
最初の1枚を撮ってずらしていくと勝手にパノラマ撮影してくれる。ただし写真の短辺が600px程度になってしまい使い物にならなかった。
・夜景
露光時間長めで撮る。
スマートプロモードだとカメラ設定はこれしかない。
次にエキスパートモード。ぐりぐり動く。
M:手動、P:プログラム、A:絞り優先、S:シャッター速度優先、動画撮影(マニュアル)が選択可能。
それぞれISO(感度)、EV(明るさ)、絞り、シャッタースピードを指定する。
・M:手動 - EV以外を手動で設定
・P:プログラム - シャッタースピードと絞りを自動設定
・A:絞り優先 - シャッタースピード自動設定
・S:シャッター速度優先 - 絞り自動設定
左下のキーを押すと説明の一覧画面が出る。
日本未発売なのに国内のデジカメよりよっぽど親切。
画面は上部にISOや絞り等々が表示され、タッチで変更可能。
カメラ設定画面。こちらは設定出来る部分が多くなる。
設定可能なのは以下。
WB(光源)、フラッシュ、フォーカス、ドライブ、タイマー、フォーカスエリア、顔検出、写真サイズ、画質、コントラスト、測光、シャープネス、コントラスト、彩度、OIS(手振れ補正)。
フォーカスからマクロ指定可。ここのマクロだとズームも使えるが、実際には焦点が合わない感じ。
共有設定。
この辺りはGALAXY S3やGALAXY Note2と同じ機能の模様。
選べるのは共有ショット、メンバーに画像共有、ChatONで画像共有。
GALAXY NoteのWi-Fiダイレクトをオンにして共有ショットを試そうとしたが、色々プリインアプリを削除しまくってるからか上手くいかなかった。
一般設定。
AF/シャッター音、効果音、説明、補助グリッド、画面明るさ設定、プレビュー表示、日時を印字、GPSタグ、音声コントロール、AFランプ、パワーオンモード、ストレージ、リセット。
ストレージはデバイスとSDカードが選べるようだ(まだ試してない)。
左上の>から設定のショートカットが使える。
また、自動/エキスパートモードだと画面下の∧マークから写真に効果を付けられる。
ただ、写真サイズは自動で1920x1080になるようだ。
以下の効果が選べる。
効果なし、セピア、モノクロ、白黒反転、古い写真、サンシャイン、ビンテージ、レトロ、色あせ、ノスタルジー、コミック、パステルスケッチ、ゴシックノワール、印象派。
パステルスケッチ。リアルタイムに効果が付加されても全くカクつかないのはさすが。
白黒反転。
ここからギャラリー。
カメラ画面の左下から起動。初回起動などで時間がかかることがある。
一度タッチするとキーが消え、もう一度タッチするとキーと写真一覧が出る。
共有キーの横には前回使った共有アプリが表示されるので便利。
サムネイルは長押しで複数選択モードになる。
共有キーを押した時の画面。
右上のメニューから回転やトリミング程度は出来る。
編集又は共有キーからフォトウィザードを使えば様々な編集も可能。
フォルダ上キーを押すと下の画面になる。
更に上。ギャラリーを直接起動した場合もこの画面から。
端末内の画像だけでなくPicasaやDropboxのものまで出てくるためちょっと紛らわしい。
設定から端末内だけにも出来るが設定が保存されない。
表示は以下のような変更が出来る。
フォトウィザードアプリ。
なんか色々出来そう。自分はあまり使いそうにないけども。
ビデオエディター。
ホーム画面。
カメラアプリは常時表示される。オンスクリーンキーはやめて欲しかった……。
カメラ以外ではズームレバーは音量(VolumeUp/Down)に対応する。
アプリ。Playムービーより後は自分が入れたアプリ。
端末情報。
設定からGALAXY Cameraに関係ありそうな部分を抜粋。
スマートネットワーク機能。オンにすると画面オフ時に写真が同期出来ないので外出の間だけオンにするなどの方が良いかも。
ブロックモード。オンにすると通知を無効に出来る。
カメラアプリでは明るさ自動調整があるのだが、 カメラ以外では自動が設定出来ない。
日本語フォントが複数選べる。
ストレージ。
どうも2.4GBくらいしか使えないようだ。
microSDXC対応なので足りなければそれを使うかDropbox等を活用ということになる。
電源ではTVオフタイマー設定というのがある。
これは単に電源オフタイマーのようだ。指定時間経過後に電源が切れる。指定なしも可能。
Androidの電池食いとカメラ機能の間を取った設定なのだろう。
高速電源ONの設定があり、電源がオフになっても24時間以内なら高速起動が可能。
これは電源長押しで通常とあまり変わらない速度の起動となるため、有り難い。
また省電力モードもある。
画面ロックはデフォルトでなし。
クラウド設定にDropbox。
初期設定でDropboxとの同期設定があるなど、クラウド連携はしっかりしている。
Wi-Fi接続時のみの同期設定も可能。
ただまぁDropbox経由だとPCへの写真同期がインターネット経由になって遅いので結局Eye-Fiアプリを入れたが……(PC側にEye-Fi Helperが必要)。Eye-Fiだと家のLAN内で写真を送れるので早い。
通知画面にはショートカットが沢山。
AllShare Chatは対応端末に無線で画面を送れる機能だっただろうか……何が対応しているのか分からない。
大体こんなところで。
全体としてみればかなり良く出来ている。性能が高いだけあって操作は非常に快適。
日本語対応もアイコン上の長い表記が一部切れているのを除けばほぼ完璧。
気になるところといえば、オンスクリーンなホームキーや戻るキーがカメラ/ギャラリーとそれ以外で位置が変わってしまうこと。
あと、カメラ画面上に任意のショートカットを置くような機能がないため、スマートプロモードの選択等に何度かタッチする必要があるので若干手間に感じることもある。
動作は軽快なのでアニメーションがオフに出来ればもっと軽快に使えそうなのだが……そこは残念。
写真のEXIF情報内のサムネイルが160x120の低解像度になってしまうのもちょっと考え物。普通320x240だろうに。
また、カメラアプリのことではないが、HD Super Clear LCDという液晶画面について。
室内では普通に綺麗に見えていたのだが、外でははっきり言ってあまり綺麗ではない。
GALAXY Noteと撮り比べをしていたのだが、写真の画質ではなくディスプレイの差でGALAXY Noteの方が綺麗に見えてしまう。
単純に液晶と有機ELの差という以前に、液晶自体の質がどうも悪いようだ。
(Engadgetのレビュー記事でも指摘されていた)
有機EL(AMOLED)版のGALAXY Cameraが欲しいと切に思う。
【他のレビュー記事】
→GALAXY Camera到着、外観レビュー
→GALAXY Cameraの画質レビュー(簡易)
GALAXY Cameraのカメラ機能について。
以下、画面を交えてレビューしていく。
カメラアプリ上では電源+ズームアウトでのスクリーンショットが撮れなかったので手のひらスライドで撮影。
カメラの映っている部分が全画面でないのは撮影サイズを4:3の16Mにしているからで、デフォルトの12Mワイドだと全画面となる。
デフォルトは画面ロックなしで、電源ボタンを押すと前回表示していた画面が表示される。
ホーム画面ならホーム画面、カメラ画面ならカメラが起動する。
カメラ以外の画面でシャッターボタンを押してもカメラが起動する。
カメラの撮影モードはデフォルトで前回の状態を保存するが、ズームは画面オン時にリセットされる。
何らかのメニュー表示時に何もないところをタッチすると元の状態に戻る。
左上のホームキーでホーム画面へ移動する。
この画面でシャッターボタンか右上のカメラキーを押すとシャッターが切られる。
右下のビデオアイコンで動画撮影。
画面タッチでその位置にフォーカス。
上の数字は多分撮影可能枚数。
ズームは物理ズームレバーによる操作のみ。21倍まで3秒程度でスムーズ。
(動画撮影時のズームは遅い)
ズームの例。リッチトーンモードによる撮影。
21倍ズームで真ん中辺りの橋にここまで寄れる。23mm広角からの21倍ズームはかなり良い。
モードキーを押すと下の画面になり自動、スマート、エキスパートの選択となる。
自動はいわゆるオート撮影機能。
左上の>キーのカメラ設定はこの最低限。スマートやエキスパートだとここが異なる。
共有や一般については後で説明。
スマート(スマートプロモード)は下記のようにシーンや撮影方法を選択出来る。
日本語設定にするとこの辺りの説明も日本語で表示される。既に日本展開が意識されているようだ。
左下のキーを押すと一覧表示となる。
スマートプロモードにマクロはあるが、エキスパートモードでもマクロ撮影は可能。
モードは以下。
ビューティーフェイス、ベストフォト、連続撮影、ベストフェイス、風景、マクロ、アクションフリーズ、リッチトーン、パノラマ、滝、シルエット、夕焼け、夜景、花火、ライトトレース。
幾つか抜粋。
・風景
青や緑を強調した写真が撮れる。
・マクロ
近距離を4~5cmくらいから撮影可能。ズームは不可。
・リッチトーン
ISO感度の異なる数枚を一気に撮って(コンマ秒でカシャカシャカシャカシャッと撮る)合成し、明るくコントラスト高めの写真を撮れる。お気に入り。
・パノラマ
最初の1枚を撮ってずらしていくと勝手にパノラマ撮影してくれる。ただし写真の短辺が600px程度になってしまい使い物にならなかった。
・夜景
露光時間長めで撮る。
スマートプロモードだとカメラ設定はこれしかない。
次にエキスパートモード。ぐりぐり動く。
M:手動、P:プログラム、A:絞り優先、S:シャッター速度優先、動画撮影(マニュアル)が選択可能。
それぞれISO(感度)、EV(明るさ)、絞り、シャッタースピードを指定する。
・M:手動 - EV以外を手動で設定
・P:プログラム - シャッタースピードと絞りを自動設定
・A:絞り優先 - シャッタースピード自動設定
・S:シャッター速度優先 - 絞り自動設定
左下のキーを押すと説明の一覧画面が出る。
日本未発売なのに国内のデジカメよりよっぽど親切。
画面は上部にISOや絞り等々が表示され、タッチで変更可能。
カメラ設定画面。こちらは設定出来る部分が多くなる。
設定可能なのは以下。
WB(光源)、フラッシュ、フォーカス、ドライブ、タイマー、フォーカスエリア、顔検出、写真サイズ、画質、コントラスト、測光、シャープネス、コントラスト、彩度、OIS(手振れ補正)。
フォーカスからマクロ指定可。ここのマクロだとズームも使えるが、実際には焦点が合わない感じ。
共有設定。
この辺りはGALAXY S3やGALAXY Note2と同じ機能の模様。
選べるのは共有ショット、メンバーに画像共有、ChatONで画像共有。
GALAXY NoteのWi-Fiダイレクトをオンにして共有ショットを試そうとしたが、色々プリインアプリを削除しまくってるからか上手くいかなかった。
一般設定。
AF/シャッター音、効果音、説明、補助グリッド、画面明るさ設定、プレビュー表示、日時を印字、GPSタグ、音声コントロール、AFランプ、パワーオンモード、ストレージ、リセット。
ストレージはデバイスとSDカードが選べるようだ(まだ試してない)。
左上の>から設定のショートカットが使える。
また、自動/エキスパートモードだと画面下の∧マークから写真に効果を付けられる。
ただ、写真サイズは自動で1920x1080になるようだ。
以下の効果が選べる。
効果なし、セピア、モノクロ、白黒反転、古い写真、サンシャイン、ビンテージ、レトロ、色あせ、ノスタルジー、コミック、パステルスケッチ、ゴシックノワール、印象派。
パステルスケッチ。リアルタイムに効果が付加されても全くカクつかないのはさすが。
白黒反転。
ここからギャラリー。
カメラ画面の左下から起動。初回起動などで時間がかかることがある。
一度タッチするとキーが消え、もう一度タッチするとキーと写真一覧が出る。
共有キーの横には前回使った共有アプリが表示されるので便利。
サムネイルは長押しで複数選択モードになる。
共有キーを押した時の画面。
右上のメニューから回転やトリミング程度は出来る。
編集又は共有キーからフォトウィザードを使えば様々な編集も可能。
フォルダ上キーを押すと下の画面になる。
更に上。ギャラリーを直接起動した場合もこの画面から。
端末内の画像だけでなくPicasaやDropboxのものまで出てくるためちょっと紛らわしい。
設定から端末内だけにも出来るが設定が保存されない。
表示は以下のような変更が出来る。
フォトウィザードアプリ。
なんか色々出来そう。自分はあまり使いそうにないけども。
ビデオエディター。
ホーム画面。
カメラアプリは常時表示される。オンスクリーンキーはやめて欲しかった……。
カメラ以外ではズームレバーは音量(VolumeUp/Down)に対応する。
アプリ。Playムービーより後は自分が入れたアプリ。
端末情報。
設定からGALAXY Cameraに関係ありそうな部分を抜粋。
スマートネットワーク機能。オンにすると画面オフ時に写真が同期出来ないので外出の間だけオンにするなどの方が良いかも。
ブロックモード。オンにすると通知を無効に出来る。
カメラアプリでは明るさ自動調整があるのだが、 カメラ以外では自動が設定出来ない。
日本語フォントが複数選べる。
ストレージ。
どうも2.4GBくらいしか使えないようだ。
microSDXC対応なので足りなければそれを使うかDropbox等を活用ということになる。
電源ではTVオフタイマー設定というのがある。
これは単に電源オフタイマーのようだ。指定時間経過後に電源が切れる。指定なしも可能。
Androidの電池食いとカメラ機能の間を取った設定なのだろう。
高速電源ONの設定があり、電源がオフになっても24時間以内なら高速起動が可能。
これは電源長押しで通常とあまり変わらない速度の起動となるため、有り難い。
また省電力モードもある。
画面ロックはデフォルトでなし。
クラウド設定にDropbox。
初期設定でDropboxとの同期設定があるなど、クラウド連携はしっかりしている。
Wi-Fi接続時のみの同期設定も可能。
ただまぁDropbox経由だとPCへの写真同期がインターネット経由になって遅いので結局Eye-Fiアプリを入れたが……(PC側にEye-Fi Helperが必要)。Eye-Fiだと家のLAN内で写真を送れるので早い。
通知画面にはショートカットが沢山。
AllShare Chatは対応端末に無線で画面を送れる機能だっただろうか……何が対応しているのか分からない。
大体こんなところで。
全体としてみればかなり良く出来ている。性能が高いだけあって操作は非常に快適。
日本語対応もアイコン上の長い表記が一部切れているのを除けばほぼ完璧。
気になるところといえば、オンスクリーンなホームキーや戻るキーがカメラ/ギャラリーとそれ以外で位置が変わってしまうこと。
あと、カメラ画面上に任意のショートカットを置くような機能がないため、スマートプロモードの選択等に何度かタッチする必要があるので若干手間に感じることもある。
動作は軽快なのでアニメーションがオフに出来ればもっと軽快に使えそうなのだが……そこは残念。
写真のEXIF情報内のサムネイルが160x120の低解像度になってしまうのもちょっと考え物。普通320x240だろうに。
また、カメラアプリのことではないが、HD Super Clear LCDという液晶画面について。
室内では普通に綺麗に見えていたのだが、外でははっきり言ってあまり綺麗ではない。
GALAXY Noteと撮り比べをしていたのだが、写真の画質ではなくディスプレイの差でGALAXY Noteの方が綺麗に見えてしまう。
単純に液晶と有機ELの差という以前に、液晶自体の質がどうも悪いようだ。
(Engadgetのレビュー記事でも指摘されていた)
有機EL(AMOLED)版のGALAXY Cameraが欲しいと切に思う。
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